CHROMA

色覚シミュレーター

色を 2 つ入力すると、8 種類の色覚でどう見えるか、そして互いに区別できるかがわかります。計算はブラウザ内で完結します。

左が色 A、右が色 B です。値をクリックするとコピーされます。

01 / TYPES

タイプ別の見え方

タイプごとに 2 色の色差(ΔE)を計算します。値が小さいほど似て見えます。ここでは 25 以上を「区別できる」、10 未満を「ほぼ同じ」としています — CIE76 に基づく実務的な目安で、規格ではありません。

一般色覚
ΔE 108.4区別できる
1型2色覚(P型・赤)

長波長(赤)錐体がありません。赤が暗く見え、緑と混ざります。

ΔE 15.5区別しにくい
1型3色覚(P型弱)

赤錐体の感度がずれており、赤と緑の区別が弱くなります。

ΔE 47.5区別できる
2型2色覚(D型・緑)

中波長(緑)錐体がありません。赤と緑の区別が困難です。

ΔE 32.0区別できる
2型3色覚(D型弱)

最も多いタイプです。赤緑の区別は弱まりますが明るさの差は残ります。

ΔE 50.3区別できる
3型2色覚(T型・青)

短波長(青)錐体がありません。青と緑、黄とピンクが混ざります。

ΔE 89.6区別できる
3型3色覚(T型弱)

青錐体の感度が低く、青と黄の区別が弱くなります。

ΔE 96.3区別できる
1色覚(全色盲)

色をまったく区別できず、明るさのみを知覚します。

ΔE 3.1ほぼ同じ
弱い1色覚

色が大きく薄れて見えます。

ΔE 43.5区別できる
02 / PAIRS

紛らわしくなる CSS カラー名の組み合わせ

一般色覚では十分に違うのに、2型2色覚では近づく組み合わせを計算して抽出しました。並べて使うときは明るさや形でも区別できるようにしてください。

組み合わせ 一般 ΔE 2型2色覚 ΔE
Limegreen +Tomato 126.3 5.8
Crimson +Forestgreen 121.1 3.0
Crimson +Green 123.7 8.9
Deepskyblue +Fuchsia 118.0 8.5
Deepskyblue +Magenta 118.0 8.5
Coral +Limegreen 113.5 4.4
Firebrick +Green 108.5 2.9
Lime +Orange 110.9 7.8
Lightsalmon +Springgreen 110.0 9.3
Firebrick +Forestgreen 106.4 6.3
03 / HOW

計算のしくみ

2色覚は Brettel・Viénot・Mollon(1997)の方式です。色を LMS 空間に移し、欠けている錐体の軸に沿って 2 つの半平面のうち近い方へ投影します。よく使われる単一平面の簡易法は、3型で青がほとんど変化しないため採用していません。

「弱」タイプ(異常3色覚)は、一般色覚と2色覚の結果を混ぜた近似です。実際の程度には個人差が大きくあります。

⚠️ シミュレーションは確認用の道具です。「こう見える」ではなく「この組み合わせは危ないかもしれない」と読み、色だけで情報を伝えない設計(形・ラベル・パターンの併用)を優先してください。

04 / FAQ

よくある質問

色覚特性はどのくらいの割合ですか?

北欧系では男性の約 8%、女性の約 0.5% とされ、集団によって異なります。多くは赤緑系で、中でも2型3色覚が最も多いタイプです。青黄系と1色覚はさらにまれです。

色を変えればアクセシビリティは十分ですか?

いいえ。WCAG 1.4.1 は色を唯一の伝達手段にしないことを求めています。グラフの系列には形やパターンを、リンクには下線を、状態表示にはアイコンや文言を添えてください。コントラスト比は別途確認が必要です。

MORE

次に見る